症例4
63歳 男性 無職
腰部多裂筋/回旋筋・中臀筋による腰痛を治療中の患者さん。
8月14日、右胸部痛が出現、2日前にトリガーポイント治療を行なった腰部の辺りが腫れぼったい感じがする。
18日受診、右第6強神経(Th6)の帯状疱疹と診断。
第5~8胸椎レベルの多裂筋/回旋筋に右胸部痛を誘発するトリガーポイントを確認。(図7)
![図7(●疼痛部位 ●皮疹部位 ×トリガーポイント)](https://yamashita-pain.sakura.ne.jp/cms/wp-content/uploads/2023/11/taijou_ph07-1024x663.png)
抗ウイルス薬を処方し、トリガーポイント治療を行なう。
強い痛みは改善したが、痛みが残存していたため、20日に2回目のトリガーポイント治療を行ない、その後痛みは再発していない。
![](https://yamashita-pain.sakura.ne.jp/cms/wp-content/uploads/2023/11/img_01.png)
帯状疱疹急性期
抗ウイルス薬の投与
痛みに対しては筋膜痛の診断(罹患筋診断)を行なった上でトリガーポイント治療
帯状疱疹慢性期の痛み
筋膜痛の診断(罹患筋診断)を行なった上でトリガーポイント治療