お知らせ
新しいコラム「筋膜性疼痛は潜在性の筋膜病変が活性化することにより発症する」を掲載しました

山下クリニック院長 山下 徳次郎です。 コラム「筋膜性疼痛は潜在性の筋膜病変が活性化することにより発症する」を掲載しました。 筋筋膜性疼痛症候群という疾患を知ることにより、それまで疑問だらけだった疼痛疾患の診断・治療に光 […]

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痛みのコラム
筋膜性疼痛は潜在性の筋膜病変が活性化することにより発症する

1955年にSalaらは、アメリカ空軍に勤めている200人の健康な若者(17~35歳の男性100人、18~35歳の女性100人)を対象に行った調査において、45人の男性と54人の女性に、自発痛がないにも拘らず触診にて強い […]

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お知らせ
2024年ゴールデンウィークの休診日について

ゴールデンウィークは、通常通りの休診日に加えカレンダー通り、4月29日(月)、5月3日(金)、4日(土)、5日(日)、6日(月)はお休みをいただきます。ゴールデンウィーク中の診察日は、5月1日(水)のみとなります。ご不便 […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~(9)

9.最後に 現在の痛みの治療のための診断は、従来の痛みの分類に従って行われているため、痛みの発生原因が正しく把握されておらず、適切な治療が行われていません。標準治療として広く行われている手術療法、神経ブロック療法、薬物療 […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~(8)

8.侵害受容器が感作されることによって起こる筋膜性疼痛 侵害受容器が感作されることによって起こる筋膜性疼痛とは、次のような特徴を持った痛みです。 ① 侵害受容性疼痛と同様、侵害受容器を介して発生する。ちなみに、侵害受容器 […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~(7)

治療が必要な痛み、治療によって改善する痛みとは ここで、痛みの治療が必要となる痛みとはどんな痛みなのか考えてみます。 痛みを訴えて病院を受診される患者さんの多くは、外傷などに伴う明らかな組織損傷の既往がなく、痛む部位に発 […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~( 6 )

6.従来の痛みの発生メカニズムに基づいた分類のまとめ 現在、一般に考えられている痛みの発生メカニズムに基づく分類について、見てきましたが、まとめると、侵害受容性疼痛は、外傷などによる組織損傷と、修復反応で、発赤・腫脹・熱 […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~( 5 )

5.心因性疼痛 心因性疼痛は心因性ストレスに起因する痛みであり、心理的ストレスの影響により自律神経を介して特定部位が虚血状態となり痛みが発生するというものですが、どこに、どのような病変があるかに関しては全く言及していませ […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~( 4 )

4.神経障害性疼痛 神経障害性疼痛は、国際的に統一された見解がなく、未だ議論中の概念ですが、侵害受容器を介さないで発生する痛みと考えられています。外傷や組織の壊死を起こすような疾患に伴い、神経組織が損傷することによって、 […]

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痛みのコラム
従来の疼痛発生メカニズムに基づく「痛みの分類」に異議あり!~痛みの治療がうまくいかない元凶はここにあるのかもしれない~( 3 )

3.侵害受容性疼痛(炎症性疼痛) 侵害受容性疼痛は、侵害受容器を介して発生する痛みで、炎症性疼痛とも呼ばれますが、痛みを発生させる炎症は急性炎症であり、慢性炎症では一般に痛みは起こりません。急性炎症とは、外傷、膠原病、感 […]

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